日本合気道協会について
特定非営利活動法人 日本合気道協会(略称、JAA)とは、元早稲田大学教育学部教授、故富木謙治師範の研究した合気道(富木合気道:TOMIKI AIKIDO)に関する技法講習会や競技会の開催・運営等を中心に事業を行い、合気道を生涯教育と捉え、スポーツを通じた健康的な生活の推進に寄与することを目的とする、東京都認定の特定非営利活動法人です。
組織概要
団体名 | 特定非営利活動法人 日本合気道協会 |
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設 立 | 1974年 |
会 長 | 富木昌子 |
会長挨拶
本協会は1974年に合気道競技の普及を目的として設立された組織です。2005年からは特定非営利活動法人となり、子供からシニアまで幅広い世代を対象として、各人の体力、志向に応じた稽古を楽しく安全に行えるようサポートし、各種競技大会を開催しています。また合気道についての科学的解析と合気道競技の進化を目指した研究活動を行っています。
さて本協会の創設者富木謙治(1900~1979)は柔道と合気道を学び、やがてその価値を如何にして現代社会に活かすことができるかを模索し研究を続けました。そして古い時代には秘密の武技とされた技にも光をあて、その理念を明らかにし、様式を整えて広く伝えようとしたのです。次の言葉は富木の武道に対する誇りを端的に表しています。 「日本の武道文化の真髄は時代を超え、民族や国境を超えて、世界の人々が心から喜んで迎えてくれるものである。」
こうして始まった合気道競技ですが、競技をしない人にとっても、その稽古体系は生涯体育として相応しい内容になっています。合気道の技は、人間の体のしくみを巧みに利用して繰り出されます。この動きを習得する道程を楽しみながら、稽古を重ねて得られる境地は測り知れません。少しでも多くの方に合気道競技の深い魅力が伝わることを願っております。